できるリーダーは怒りを出さない



 しかし、怒り自体がとても強い感情であるために、そこに潜む感情にはなかなか気づくことができません。自分自身も気づかないうちに、怒りに姿を変えてあふれてしまうのです。そうなると、相手には本来わかってほしかった気持ちが伝わりません。

 いわゆる怒りばかりが表面に出てしまい、部下からすると「怒られている」としか感じられず、その裏にあるリーダーの思いが見えないのです。

 ですから、報告せず勝手に進めたことが残念だったと伝えるのです。このように伝えることで、Cさんのような勝手に判断する部下はリーダーに黙ってやったのは悪かったなと反省します。

 その後、Cさんは自分の権限を越える業務の場合は、前もって報告に来るようになりました。リーダーも余計な心配をしなくてよくなったうえに他部署との関係も良好になり、困ったときにも迅速な対応をしてくれるようになったのです。

 この「勝手に動く問題」は、人間関係がしっかりすれば解決できます。そのためには、「信頼している」ということを部下にわかってもらう必要があります。叱るときも、単に怒るのではなく、「リーダーの期待を裏切ってしまい悪いことをしたな」と思わせるような叱り方をするのです。

【ポイント】
リーダー自身の気持ちを伝えることで、部下に反省させる

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