地方移住はワクワク感と大変さの天秤で揺れる!コロナで変わる定住主義

地方移住はワクワク感と大変さの天秤で揺れる!コロナで変わる定住主義

地方移住のハードルが下がり気軽に移住できる時代が来るかもしれない(写真はイメージです) Photo:PIXTA

新型コロナウイルスの影響で、都会がいかに「密」な空間であるか痛感させられた。わかってはいたけれど、ソーシャルディスタンスあるいはパーソナルスペースがいかに大切なことか。これを機に、地方移住を考える人がいることは想像に難くない。(フリーライター 武藤弘樹)

■都心が持ち得ない魅力今、再注目される地方移住

 新型コロナによって外出自粛が推し進められ、インターネットの偉大さを「わかっていたが、やっぱりすごい」と再認識させられた。仕事や人とのつながりは、ネットを介せばある程度達せられる。今回を機にリモートワークを導入した企業は多く、従来の「通勤は当たり前」とされていた働き方が見直されていくかもしれない。

 コロナに関連したライフスタイルの現状や変化については、これまでの連載で散発的に取り上げてきたが、今回触れたいのは住む場所についてである。近年、都市部以外への移住をする人たちが増えてきている傾向があって、筆者の知人の話によると移住先として「鎌倉」「葉山」といった地名が挙げられていた。

 筆者も田舎暮らしと称して、東京近郊のとある市に去年引っ越した。ここは、荒れ地と廃屋とひき逃げが多く、お世辞にも裕福とはいえない街並みだ。それにもかかわらず、やけに町内会費が高いこの地に住む身としては、地方移住の候補地として「鎌倉、葉山」といったまばゆい地名が挙げられているのを聞くと、羨望と嫉妬で全身が震える。

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