アートに国境はない。現代アーティスト・小松美羽がイスラエルで見つけた「祈り」の根源

アートに国境はない。現代アーティスト・小松美羽がイスラエルで見つけた「祈り」の根源

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日本テレビは、2020年度の『24時間テレビ「愛は地球を救う」』のチャリティー用Tシャツ(チャリTシャツ)のデザインを小松美羽氏が担当すると発表した。神獣など聖なる領域の世界観を表現する世界中から注目されている現代アーティストだ。本連載では、小松氏の著書『世界のなかで自分の役割を見つけること』から、彼女のメッセージをお伝えする。

■アートに国境はない

「日本の伝統文化」と言うけれど、実は地球の歴史の一つのピースにすぎないと思っている。

 有田焼は日本の伝統文化だが、磁器は中国やヨーロッパとつながっている。

 着物は日本の伝統文化だが、奈良の正倉院の献上品を見れば、中東からきた模様がアレンジされていることがわかる。

 だから「日本の伝統文化がすごい」とか「中国の文化を尊敬する」とか「なんといってもヨーロッパだ、いや中東だ」とかじゃなく、すべてを地球の遺産のピースとして通じ合えたらいいと思う。

 また、さまざまなピースを和の力で一つにまとめ上げる「大和力」で、モザイクのように美しいものをつくり出せたらすてきだ。

 それには、たくさんのピースを知っていたほうがいい。日本のピースでも、知らないものはまだまだあるし、知れば知るほどもっと知りたくなる。

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