ウィズコロナ時代の「1on1」、部下の成長につながる「傾聴」とは?

ウィズコロナ時代の「1on1」、部下の成長につながる「傾聴」とは?

写真はイメージです Photo:Adobe Stock

部下の話は傾聴する必要がある。1on1ミーティングでも、傾聴は基本である。しかし、傾聴とは、「ただ聞く」ことではない。部下が話したいことを話すために、上司はどうすればいいのだろうか。
『ヤフーの1on1』の著者である本間浩輔氏が解説する。(構成:フリーライター:間杉俊彦、
撮影:大崎えりや)

■リモート環境下にどのように信頼感を醸成するか

 連載第1回では、上司と部下との間の信頼感が重要である、と強調しました。当たり前のことのように感じるかもしれませんが、日頃のコミュニケーションの少なさ、あるいは拙さが信頼感をも希薄にしているように思います。それにはメールやSNSなどコミュニケーション・ツールの発達が逆に作用している面がありますし、職場のフリー・アドレス化の影響もあるでしょう。加えて、リモート化です。私たちの働き方は、ここで大きく変わってしまいました。

 信頼感を醸成するため、あるいは信頼感を取り戻すために、対話はますます重要です。そこで今回は、1on1によって信頼感を醸成し、ひいては部下の成長に役立てるための、やり方について、みなさんと考えてみたいと思います。

(1)「傾聴」とは「ただ聞くこと」ではない

 1on1を導入する・しないに関わらず、上司が部下とのコミュニケーションを促進するために「話を聞くことが大事」ということは、広く浸透してきたように思います。

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