説得力のある人は、意見と事実を切り分けて話す

説得力のある人は、意見と事実を切り分けて話す

Photo:Dmitryi Opishanskyi/123RF

前回、グローバルなコミュニケーションにあたっては、自分の発言が「意見」なのか「事実」(ファクト)なのか「通説」なのかを明確にすべきと述べた。そうでなければ情報として取り扱いにくく、発言の価値が低くなってしまうからだ。そこで今回は、それぞれについて具体的な言い回しを紹介する。
米国の大学やハーバード・ビジネス・スクールで学び、総合商社で丁々発止のビジネスを行ってきた経験を踏まえて、現在、日本人の英語力向上とグローバル・リーダーの育成に携わる著者が、最新作『グローバル・モード』から抜粋してそのコツを紹介する。

 グローバルでは、何でも自由にオープンに意見を出し合うのが大切だと述べましたが、気を付けるべきは、自分の発言が「意見」なのか「事実」(ファクト)なのか「通説」なのかを明らかにすることです。

 映画でもドラマでも「Is it your opinion, or fact?」(→それは意見ですか、ファクトですか)というセリフがよく出てくるように、意見なのか事実なのかが明白でないと、情報としての取り扱いが難しく、発言の価値が低くなってしまうからです。

 そこで今回は、意見、事実(ファクト)、通説それぞれについて、具体的な言い回しを見ていきます。

■意見の述べ方

 まずは、「I think」といった切り出しの動詞を使い、「そう考えている」「そう推測している」「そう願っている」などと、自分の内面から出てきたものであると明らかにすることが効果的です。

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