コロナ禍でのDX成功には「マーケティング視点」が欠かせない理由

コロナ禍でのDX成功には「マーケティング視点」が欠かせない理由

DXには、マーケティングの視点も重要です(写真はイメージです) Photo:PIXTA

コロナ禍で否応なしに進めたアナログからデジタルへの転換は、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の第一歩にすぎず、真のDXではない。日本コカ・コーラや日本マイクロソフトなどで活躍したマーケター江端浩人氏は、「真のDXを進めるためにはDXの利便性を享受するための消費者の目線、つまりマーケティング視点が重要だ」と語る。その江端氏がDXの成功事例から導き出した4つの重要なポイントを紹介する。

■なぜ今デジタルトランスフォーメーションか?

「DX」「デジタルトランスフォーメーション」

 最近、皆様もよく見かけたり、耳にしたりすることが多い言葉ではないでしょうか?

 アプリプラットフォーム「Yappli」を提供するヤプリが9月19日から放送開始した新CMにおいて、出演する稲垣吾郎さんが「DX」を「デラックス」と間違えて話す天然な上司役を演じることで、この言葉に改めて注目が集まっています。

 この放送開始はまるで9月16日に発足した菅内閣とその中で新たに政権の目玉政策の1つとして、平井卓也議員が内閣府特命担当大臣(マイナンバー制度)、デジタル改革担当、情報通信技術(IT)政策担当に任命されたのに呼応するようだと感じたのは私だけでしょうか?

 こうしたことは、コロナ前には考えられなかった出来事であると思います。

1 2 次へ

関連記事(外部サイト)