成長企業がコロナ禍にあえて「会社の経費で飲み会」を開催する理由

成長企業がコロナ禍にあえて「会社の経費で飲み会」を開催する理由

Photo:imagenavi/gettyimages

今、多くの働く人が「雑談がないこと」に悩んでいる。リモート会議は議題に沿って進むため、それ以外の話はしづらく、新卒者や転職者がノウハウを得にくかったり、チーム形成や熱量アップが難しくなったりするからだ。そこで、あえて正式な経費での飲み会を推奨するなど、雑談の場を設ける企業が増えている。特集『新しいマネジメントの教科書』(全18回)の#14では、雑談の場の提供という、コロナ禍での管理職の新必須スキルについて紹介する。(ダイヤモンド編集部 塙 花梨、山出暁子)

■自然に雑談の場を設定できるかがコロナ禍時代の上司の腕の見せどころ

 多くの上司と部下が「雑談がないこと」に悩んでいる。新型コロナウイルスの感染拡大でリモートワークが定着し、議題ベースで進む会議ばかりで、日常会話をすることが難しくなってきているからだ。

 ある産業医は「会社での雑談は必要。メンタルヘルスの分野では、雑談には効用があるとされています。そもそも日常会話ができないような職場はハラスメントが起きやすいし、たわいのない話ができないようでは、部下が上司に相談するなんて無理ですから」と解説する。

 雑談がないという悩みを解決すべく、多くの企業ではコロナ禍以降、意識的に「リモート雑談の場」を設けている。

 例えば、朝の始業前にZoomなどのリモート会議システムを通じて疑似的に朝礼を開催。

1 2 次へ

関連記事(外部サイト)