アマゾン化にひた走る先頭集団企業たち

アマゾン化にひた走る先頭集団企業たち

アマゾン化にひた走る先頭集団企業たちの画像

未来は、アマゾンの動きの断片から読み取ることができる――そんな画期的な未来予測本が誕生した。アップルやグーグルをブランド評価で上回り、文字通り世界一のテクノロジー企業となったアマゾン。同社は巨大だというばかりではない。同様の大企業では類をみない年平均25%もの成長を続けていることは驚くべき事実で、このことは常に新しい分野に進出していることを意味している。そして、アマゾンが新たに進出した分野では、ライバル企業はその脅威に対抗すべく、アマゾンのビジネスモデルを研究し、自らのビジネスに取り入れている―ーさまざまな業界がまさに「アマゾン化」しているのである。『アマゾン化する未来:ベゾノミクスが世界を埋め尽くす』(ダイヤモンド社刊)は、フォーチュン誌のトップ・ジャーナリストがアマゾン内外を徹底取材して、コロナ禍でもさらなる大きな成長を遂げたアマゾンの秘められた内実に迫り、アマゾンのライバル企業がどのように対抗しようとしているかを探りながら、未来の世界を見事に描き出している。本記事では、同書から特別にそのエッセンスを抜粋していく。(小林啓倫 訳)

■「〇〇業界のアマゾン」を目指す企業が急増

 私はアマゾンの新しい企業モデルを、「ベゾノミクス」と呼んでいる。それはビジネスに対する私たちの考え方を破壊し、今後数十年の間に広く普及して、社会に大きな影響を与えるだろう。

1 2 3 次へ

関連記事(外部サイト)