中国の新車販売ディーラーが社会問題化、し烈な競争の果てに堕落した理由

中国の新車販売ディーラーが社会問題化、し烈な競争の果てに堕落した理由

Auto China 2020(Photo:VCG/gettyimages)

■中国の自動車産業にはまだ可能性あり

 つい数年前、日本メディアは、「中国国内での自動車の販売台数は2018年で2800万台と、圧倒的世界一」と報じたことがある。しかし、飛ぶ鳥を落とす勢いだった中国の自動車産業の発展は次第に一時の勢いをなくしている。ただ、自動車の普及率を見れば、アメリカ、日本、ドイツなどと比べて、中国はまだはるかに低いので、市場の可能性はまだまだ開発途上にあるとみていいだろう。

 中国汽車工業協会の統計によれば、2019年の新車生産は前年比7.5%減を記録したが、それでも2572万台のレベルを維持している。新車販売台数も前年より8.2%も減少したが、生産台数を上回るほどの約2577万台を誇っている。

 自動車と大きく関連している自動車道の総延長は2019年末現在、500万キロメートルを突破した。そのうち、高速道路の総延長は約15万キロメートルに達し、世界一の記録を保っている。

 自動車産業はすそ野が広いだけに、経済全体に与える影響が非常に大きい。たとえば、自動車販売業、ガソリンスタンド、部品メーカー、自動車用のアクセサリーなどが挙げられる。自動車を販売するディーラーだけでもおびただしい数がある。

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