9割の人が知らない「思いを言語化するのが苦手」な人が見逃す根本原因

9割の人が知らない「思いを言語化するのが苦手」な人が見逃す根本原因

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インターネットの「知の巨人」、読書猿さん。その圧倒的な知識、教養、ユニークな語り口はネットで評判となり、多くのファンを獲得。新刊の『独学大全──絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』には東京大学教授の柳川範之氏が「著者の知識が圧倒的」、独立研究者の山口周氏も「この本、とても面白いです」と推薦文を寄せるなど、早くも話題になっています。
この連載では、本書の内容を元にしながら「勉強が続かない」「やる気が出ない」「目標の立て方がわからない」「受験に受かりたい」「英語を学び直したい」……などなど、「具体的な悩み」に著者が回答します。今日から役立ち、一生使える方法を紹介していきます。(イラスト:塩川いづみ)
※質問は、著者の「マシュマロ」宛てにいただいたものを元に、加筆・修正しています。読書猿さんのマシュマロはこちら

[質問]
思っていることを言葉にする速度が遅く、困っています

 以前から、思っていることを言葉にする速度が遅く、困っています。

 発話における例としては、職場の同僚との会話において、頭の中でロジックは組み上がっているのにもかかわらず言葉が足りないがために勘違いされ、しかも相手の勘違いのポイントがその場で分からず弁明もできない、といった状況がしばしばあります。

 また、筆記における例としては、認知療法を行うときに激しくイライラしているのに自動思考がうまく書き出せなかったり、心打たれた映画の感想を書こうとしても貧弱な語彙かつ少ない分量の文章のみになってしまったり、といったことが頻繁にあります。

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