クマ被害が市街地でも増加、命を失わないための「正しい身の守り方」

クマ被害が市街地でも増加、命を失わないための「正しい身の守り方」

写真はイメージです Photo:PIXTA

2020年10月、石川県のショッピングセンターにクマが侵入し、数時間後に射殺された。同月に茨城県でも託児所にイノシシが入り込み、一時騒然となった。大型野生動物が市中に出てきてしまう事例が増えている原因はどこにあるのか。そして、万が一、クマやイノシシと遭遇した場合に身を守るためにすべきこととは。(清談社 武馬怜子)

■大型野生動物による人的被害は増加傾向

「近年、クマやイノシシ、シカなどの大型野生動物が人にけがをさせたり死亡させたりするケースが残念ながら増えています。特にクマに関しては、ここ2年で明らかに目撃例、交通事故、人身被害ともに増えていますね」

 こう話すのは長岡技術科学大学准教授で獣害対策に詳しい山本麻希氏だ。

 実際に環境省が出している「クマ類による人身被害について」の統計を見ても、10年前には被害人数が150人に上り過去最高を更新したが、19年は157人、20年は151人(11月現在)といずれの年も、10年前の数をさらに上回っている。

「昔から、クマは山の中でのエサとなるドングリが凶作の年に人里に下りてきて、人に遭遇してしまうというのがパターンでした、ただ、もしかしたら近年は個体数自体もかなり増えている可能性もあると考えています。都道府県によって生息頭数の推定方法に違いがあり、正確な数字は分かりませんが……」

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