時短打開策の「朝焼肉」「昼飲み」で、飲食店の経営効率は本当に上がるか

時短打開策の「朝焼肉」「昼飲み」で、飲食店の経営効率は本当に上がるか

「朝焼肉」や「昼飲み」によって、時短で夜の儲けが減る分を日中に取り戻そうとする飲食店の取り組みが注目されている Photo:JIJI

■「朝焼肉」は体にいい?コロナ禍で始まった集客の試み

 日本マクドナルドの創業者・故藤田田さんによれば、朝からステーキを食べるのが欧米人だと言います。パワーブレックファーストといって、忙しいエグゼクティブは朝食も人脈づくりのために活用し、高級レストランで知人と一緒に食べることが多いそうです。藤田さんもそんな機会に、アメリカ人のパワフルなCEOが朝からステーキを注文するのを見て、そう感じたそうです。

 ひとり焼肉業態で知られる「焼肉ライク」が「朝焼肉」を始めたというニュースを耳にして、そんな藤田さんの話を思い出しました。決して否定的な意味ではありません。コロナをきっかけに、新しい行動が始まっています。その観点から朝食の習慣を見直すというのは、悪い話ではないと思います。日本人だって、朝から焼肉、ないしは朝からステーキというのはアリです。

 以前、医師の知人からアドバイスしてもらったことがあります。「朝食は食べたほうがいい。しかも直感に反するかもしれないけれど、炭水化物は減らしてたんぱく質と脂肪分をとったほうがいい」というのです。理由は、朝から血糖値を高めないほうが仕事にも健康にも良いからだそうです。だとすれば、ご飯やトーストよりも朝焼肉は健康に良いかもしれません。

 焼肉ライクに話を移すと、朝焼肉が始まった理由は明らかに新型コロナと関係しています。

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