セックスレスの解消に「妻の刺激的な下着」が逆効果である理由

セックスレスの解消に「妻の刺激的な下着」が逆効果である理由

妻がエロティックな下着を身につける作戦はセックスレスを悪化させる!?

セックスレスの解消に「妻の刺激的な下着」が逆効果である理由

おおたとしまささんの著書『〈喧嘩とセックス〉夫婦のお作法』(イースト新書)※記事中にある書影をクリックするとamazonの紹介ページにジャンプします

 一夫一妻制を前提とするならば、夫婦は相互に、この世で唯一セックスをすることが許されているパートナーです。この世に約70億人の人間が生きていて、その半分に当たる約35億人の異性がいたとしても、セックスの相手となるのはこの世にたった一人しかいないのです。裏を返せば、夫婦は相互に、相手の人生からセックスを奪う力をもっています。

「二人で協議して二人とも納得したうえで決断する」という“フェア”なルールを掲げている夫婦も多いかと思いますが、実はこのルールには“アンフェア”な落とし穴があります。

「何かをする・しない」を、二人で協議して決断しようとするとき、一方が「する」を選び、一方が「しない」を選択したとします。二人の意見の重みは平等です。だとするといつまでも決断ができません。ということは実質的に「しない」の選択が実行され続けることになります。この場合、結果的に「しない」を選んでいるほうが、実は主導権を握っているのです。

 同様に、セックスをするかしないかはお互いの自由です。夫婦それぞれに「セックスをしない自由」があるのは当然です。意見の重みは平等であるはずです。逆に「自分の決断に相手を従わせる権利」はどちらにもありません。相手にセックスを強要することができないのと同時に、セックスを求める相手にセックスのない生活を強要することもできません。

 ジレンマです。自分の選択を主張することは自由です。しかしその選択に相手を従わせることは許されません。ですから、「する・しない」の決断をする際、「しない」を選んでいるほうは、自分が優位な立場にあることを自覚して、相手以上に真摯(しんし)に議論に向き合い、相手の意見を理解するように努めるべきです。それで初めて対等な立場ということになります。

続きは週刊女性PRIME で

1

関連記事(外部サイト)