詐欺被害者の8割近くが70代以上、最大の防御法は「電話に出ない」

詐欺被害者の8割近くが70代以上、最大の防御法は「電話に出ない」

信頼できる機関からの電話のハズが…(マンガ/スヤマ・ミヅホ)

「都内では被害者の79%が70代以上の高齢者で、そのうち77%が女性です」

 と、警視庁犯罪抑止対策本部特殊詐欺対策第一担当管理官の山上嘉人警視。その手口は、高齢者の心の隙をついたものが多いというから悪質だ。老後の不安から、少しでもお金があったらいいなという気持ちをついた「還付金詐欺」、息子や孫への愛につけ込む「オレオレ詐欺」、大手企業や公的機関への信頼感を逆手にとる「デパート、警察等のなりすまし詐欺」などが目立つ。

 なかでもオレオレ詐欺の手口は巧妙化。数人で役割を演じ分け、寄ってたかって騙しにかかる『劇場型』と呼ばれる手法で被害に遭うケースが多発している。

 詐欺・悪徳商法評論家の多田文明さんによれば、

「被害者1人に対し、詐欺集団は数人がかりで次々と電話をかけてきます。例えば、まず息子役が“母さん、助けて、会社の金を使い込んでしまった”などと電話をかけてきて、次に上司役が登場。激しく怒ったり、逆に“息子さんは有望だからクビにしたくない。半分は私が工面しますから”などとやさしくしたり、被害者の反応によって演じ分ける。さらに同僚や公的機関を名乗る者が現れたりすることもあります」

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