<新刊レビュー>文豪による焼きそばの作り方、村西とおる借金録、冷蔵庫の教科書

<新刊レビュー>文豪による焼きそばの作り方、村西とおる借金録、冷蔵庫の教科書

『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』神田桂一/菊池良=著 979円 宝島社 ※記事中にある画像をクリックするとamazonのページにジャンプします

■『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』
(神田桂一/菊池良=著 979円+税 宝島社)

 太宰治、三島由紀夫、村上春樹といった名だたる文豪たちの文体で「カップ焼きそばの作り方」が書かれた1冊。作家ごとに、その作家に“ありそうな”言葉で、カップ焼きそばの作り方が語られる。例えば、こんな具合に──。

 村上春樹→《完璧な湯切りは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね》、芥川龍之介→《申(さる)の刻(こく)下(さ)がりの出来事である。下人(げにん)は六分の空腹と四分の好奇心とに動かされて、カップ焼きそばに手をかけた》……。

 その作家の作品を知っていればきっと「わかる! わかる!」と、クスッと笑えるフレーズが満載。もともとこれ以前にもネットでは“村上春樹風に〇〇を語る”という話題は多く見られ、うがってみればそれをパク……いや、オマージュ、いや、本歌取り、いやこの場合は、本歌は文豪たちになるので、本歌取り“取り”となるが、内容はおもしろい。

 頭を使わず楽しめる、それこそお湯を入れた後の3分間にでも読んでほしい1冊。

続きは週刊女性PRIME で

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