強毒「ヒアリ」の一撃と忘れちゃいけない殺人虫「マダニ」の恐怖

強毒「ヒアリ」の一撃と忘れちゃいけない殺人虫「マダニ」の恐怖

見た目は赤い小さなアリで専門家でも一目で見分けるのは難しい(環境省提供)

 日本に初上陸した、環境省指定の特定外来種、ヒアリ。大阪港、神戸港などで相次いで発見され、駆除されている。

「市販のアリ駆除薬も使えますが、気をつけてほしいのは不用意に巣に近づいたり、壊すこと。怒って襲ってきます」

 と、外来生物を調査する環境省の若松佳紀研究員は注意を促す。ヒアリは定着すると地上15センチ以上のドーム状のアリ塚を作るのが特徴。こうした巣を国内のアリは作らない。アリを研究する専門家で沖縄科学技術大学院大学の吉村正志研究員は、

「ヒアリは何もしなければ刺しません。ただ刺されると痛いし、人によってはアナフィラキシーショックで死ぬことがあります。しかし、速やかに医療機関で処置をすれば、その場ですぐに死ぬような大変な毒ではありません」

 と過度の警戒をたしなめる。

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