絶滅動物がよみがえる? 毛1本からDNAを保存できる「冷凍動物園」が現実に

絶滅動物がよみがえる? 毛1本からDNAを保存できる「冷凍動物園」が現実に

愛知・東山動植物園で人気のスマトラトラ 撮影=山口幸一

 動物園の人気動物の多くは絶滅危惧種であることをご存じだろうか?

 例えば、東山動植物園が2年ごとに実施している『東山動植物園人気動物ベスト10』(2016年統計)では、第1位ゾウ、第2位コアラ、第3位ゴリラ、第4位キリン、第5位ライオン、第6位ペンギン、第7位トラ、第8位シンリンオオカミ、第9位ホッキョクグマ、第10位カバという結果。国際自然保護連合(IUCN)による絶滅危機度合いを示す指標となる「レッドリスト」と照らし合わせると、最も絶滅する可能性がある絶滅寸前(CR)と評価されているのがゴリラとスマトラトラで、絶滅危機(EN)がアジアゾウ、フンボルトペンギン。残りはシンリンオオカミを除き、すべて危急(VU)だ。

 動物園は、絶滅危惧種に指定されている動物の前に看板を設置して周知したり、アメリカバイソンやハクトウワシなど、北米大陸で絶滅危機から回復した動物をまとめて展示するなどして“絶滅”にフォーカスした展示を行っているが、加えて個人のユニークな活動も出てきた。広告制作業の佐々木シュウジさんの“絶滅動物園プロジェクト”だ。

「例えばゴリラは今、日本に20頭しかいないのに意外と知られていないんですね。そんなことをもっと広く知らせるために2010年から活動を始めました。昨年は『東山絶滅動物園』という写真集を出したのですが、それをきっかけに危機的状況に気づきました」

 佐々木さんは、15世紀末から始まる大航海時代をひとつの区切りと考える。

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