「プロ野球選手と結婚する方法」など奇妙な論文の世界が話題の『もっとヘンな論文』

「プロ野球選手と結婚する方法」など奇妙な論文の世界が話題の『もっとヘンな論文』

お笑い芸人のサンキュータツオさん 撮影/佐藤靖彦

「プロ野球選手と結婚する方法」、「かぐや姫のおじいさんは何歳なのか」、「縄文時代の栗のサイズ」。これ一体、何だと思いますか。飲み屋で話すネタ? クイズ番組の出題? 違います。これはすべて論文のテーマなのです。お笑い芸人であり、大学の講師も務めるサンキュータツオさんの『もっとヘンな論文』には、「そんなことが研究対象になるのか!」と驚くような論文が集められています。タツオさん、どうして変な論文を集めているのですか?

「こんなことをやっている人がいて、こんな世界があったんだという“知る喜び”ですかね。“ちょっとそこは想像してなかったわあ〜”、“そこが議論されてるのか!” と知るのが好きですね。今、人工知能が活況を呈してきていますけど、10年以上前、ボナンザが将棋のAIを開発しているときは変な論文扱いでした。こんなことやって何の意味があるんだって言われていたんですよ。例えばAmazonとか楽天とかのネットショップで商品を購入すると、こういうのも好きですかっておすすめしてくるじゃないですか。ああいうのも指向性とか属性とかいうのを人工知能が覚えて、もしかしたら、この人こういうのが好きかもとか、ビッグデータを利用して学習して提案までしてくる。それも人工知能の研究があってのことなんです。一見、変な論文なんだけど、将来的にはこういうところに役立つかも……っていうところまで感じてもらえたらなと思います」

「プロ野球選手と結婚する方法」とか「カブトムシの起き上がりの観察」なども将来的には役立つと思うとワクワクしますが……。

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