熊本震災、2度目の夏 巨大落石を活用する御船町「人とのつながりが強まった」

熊本震災、2度目の夏 巨大落石を活用する御船町「人とのつながりが強まった」

山から落ちてきた巨石が道を塞いだ

 昨年4月──。27時間の間に、震度7の大地震に2度も見舞われた熊本県。被害の大きかった益城町、西原村、南阿蘇村は当時、そして1年後も大きく報道された。一方で、すぐ近くにありながら発災当初からあまり報じられなかった3つの小さな町がある。甲佐、嘉島、御船という3つの町が2度目の夏をどう迎えたのか気になって、歩いてみた。〈後編〉

  ◇   ◇   ◇  

「恐竜と高原のまち」御船町は、前編でルポした嘉島町の東南方向に広がる。

 世界中から集められた恐竜の骨格や化石のクリーニングなどのバックヤードが見られる恐竜博物館が人気だ。人口1万7000人強のこの町も、昨年の熊本地震で大きな被害を受けた。前震で震度5弱、本震で震度6弱、度重なる余震で多くの人的・建物被害が発生した。現在も約800世帯が仮設住宅で暮らしている。

 この町のいちばん南に位置する水越地区ではこんな問題が起きていた。

続きは週刊女性PRIME で

1

関連記事(外部サイト)