『奥さまは、取り扱い注意』綾瀬のセリフ「あなたの味方」に違和感を感じるワケ

『奥さまは、取り扱い注意』綾瀬のセリフ「あなたの味方」に違和感を感じるワケ

『奥さまは、取り扱い注意』に主演する綾瀬はるか

 タレント論や女子アナ批評での、真理に迫る“深読み”が人気のライター・仁科友里さんが、男性脚本家のドラマに潜む“オトコの思い込み”をあぶり出します。

『奥さまは、取り扱い注意』(日本テレビ系 水曜 夜10時)が、高視聴率をキープしています。

 高級住宅街に住む新婚美人妻・伊佐山菜美(綾瀬はるか)の前歴は、某国家の特殊工作員。かつて培った観察力・腕力を武器に、ご近所の主婦たちの“敵”を倒していくというストーリーです。綾瀬のアクションシーン、敵をやっつけた後、うってかわって勇輝(西島秀俊)に甘える姿も見どころでしょう。

 DV男、恐喝男、息子の家庭教師の女子大生と不倫する男……。次々に登場するクズ男を菜美が鮮やかに成敗することで、女性視聴者の共感や支持を狙っているのだと思います。リアリティーや辻褄(つじつま)は全く無視して、肩に力を入れずに楽しめる娯楽性を重視していることも理解しているつもりです。しかし、「クズ男VS正義感あふれるオンナ」という構図を作ったことで、かえって男性脚本家の“オトコの思い込み”が強調されているように私には感じられます。

 その傾向が顕著だったのは、11月8日放送の第6回です。

続きは週刊女性PRIME で

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