世田谷一家殺人事件、被害者遺族の今──「助けが必要な人」から「助ける人」へ

世田谷一家殺人事件、被害者遺族の今──「助けが必要な人」から「助ける人」へ

入江杏さん(「ミシュカの森」主宰/上智大学非常勤講師)

 2000年12月31日、20世紀最後の日に日本中を震撼させた「世田谷一家殺人事件」。いまだに解決をみないこの凶悪事件の被害者遺族、入江杏さん(60)。最愛の妹家族を奪われ、暗闇のように絶望的な日々を乗り越え、今、「ミシュカの森」主宰、そして上智大学非常勤講師として人々の悲しみに寄り添う活動を行っている──。

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 11月15日、明治大学のホールで、講演が始まろうとしていた。

「学部はどこ?」「今日は、どんな話が聞きたい?」

 講師の入江杏さんが、着席している学生に、気さくに声をかける。

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