突如はじまった謎のサービス「レンタルなんもしない人」を人々が必要とする理由

突如はじまった謎のサービス「レンタルなんもしない人」を人々が必要とする理由

レンタルなんもしない人

「なんもしない僕を貸し出します」

 パーカーにリュック、そしてトレードマークの青いキャップという出で立ちがアイコン化している“レンタルなんもしない人”。そのサービスは交通費と飲食代だけ支払えば「1人で入りにくいお店への同行」「愚痴をただ聞いてほしい」「離婚届の提出を見届ける」など、「ただ1人分の人間の存在だけが必要なシーン」にいてくれる、というもの。

『レンタルなんもしない人のなんもしなかった話』(晶文社)は、そうしたサービスを利用する依頼者との交流で見えてきた物語を描いている。「ただそこに人がいてくれること」を必要とする現代の情景は愉快なものから、シリアスなものまで、圧倒的に多様。ときにおかしく、ときに寂しく、でも、どこか心が温まる不思議なノンフィクション。

 本稿は、そんな“レンタルなんもしない人”に殺到している依頼に同行した、同著の編集者による観察日記です。

 2018年6月2日、Twitterに次のようなツイートが唐突に流れ、謎のサービスが始まった。

続きは週刊女性PRIME で

1

関連記事(外部サイト)