「安倍政権の“道徳”が不登校をつくる」元文科省・前川喜平が警鐘!

「安倍政権の“道徳”が不登校をつくる」元文科省・前川喜平が警鐘!

前川喜平さん

「そもそも日本の教育政策というのは、確固たる方向性があって進んでいるわけではなく、さまざまな思惑がまじり合って一進一退を続けているのが現状です。いい方向性の政策もあれば、問題のある動きもあります」

 そう語るのは、加計学園問題で時の人になった元・文部科学事務次官の前川喜平氏。現在は『現代教育行政研究会』代表として自主夜間中学でのボランティアの傍ら、全国各地を講演で行脚する身だ。その前川氏に現代の教育行政の問題点とあるべき姿を語ってもらった。

 前川氏が教育行政の中で評価するのは「ゆとり教育」の考え方だ。ゆとり教育とは、与えられた知識を次々に暗記する「詰め込み教育」の反対語で、教える知識は一定の限度にとどめ、子どもの主体性を重視して自分で考える力を養うことに重点を置く。

 文部科学省が定める初等・中等教育での教育課程基準「学習指導要領」では、1980年代からゆとり教育が始まった。

「高度成長期の教育に求められたのは均質な能力の人材育成。しかし、経済成長が陰りを見せ始めた'80年代以降、画一的ではない子どもひとりひとりの主体性・個性を伸ばすことが必要との考えが高まりました。その結果がゆとり教育の導入でした」

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