『負け犬の遠吠え』から16年、酒井順子「結婚しなくても家族はつくれる」

『負け犬の遠吠え』から16年、酒井順子「結婚しなくても家族はつくれる」

エッセイスト酒井順子さん

タレントの磯野貴理子(55)が7年連れ添った24歳年下の夫と離婚し、話題を呼んでいる。「自分の子どもが欲しい」と別れを切り出されたが、磯野にとってあまりに残酷だとして、ネットでは元夫に対する批判が噴出したのだ。

 結婚したら、家族になったら、子どもをつくるのが当たり前。子育てをしてこそ一人前になれる―。こうした考えは令和になっても根強い。その一方で、子どもを持たない人生を選んだ女性たちもいる。

 東京で働いていたTさん(45)は13歳年下のアメリカ人男性と結婚し渡米、現在はグアムで暮らす。プロポーズを受けて、まず彼に伝えたことがある。

「年齢的に出産は難しいことと、慣れない海外生活での不妊治療は無理、と最初にハッキリ告げました。でも、彼は“自分が欲しいのは子どもではなく、人生のパートナーだ”と言い切ってくれました」(Tさん)

 いまでは2匹の猫と平和に暮らすTさんだが、

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