〈逆転夫婦の離婚劇〉家事育児は夫に任せ、外で働く妻が離婚を希望した理由

〈逆転夫婦の離婚劇〉家事育児は夫に任せ、外で働く妻が離婚を希望した理由

※写真はイメージです

いつの時代も、離婚につきまとうのはお金の問題。離婚に特化した行政書士事務所を開業、離婚サポーターの肩書も持つ露木幸彦さんが相談を受けたとあるケースを紹介してくれた。

 愛人を囲い、金を貢ぐ夫。パチンコにふけって借金をつくる夫。大酒を飲み家で暴れる夫。そして、愛想を尽かして出ていく妻─昭和の時代、このような光景はけっして珍しいものではなかった。

 しかし、令和時代の女性は社会進出が進み、離婚の現場では今、男女逆転現象が起きはじめたようだ。

 例えば、夫が家事や育児を担当。女性は外で働いて、ほかの男性と心を通わせてしまったケース。夫に秘め事を知られ、修羅場に至ったとしても、妻側に経済的な不安はない。むしろ「人生をやり直すチャンス」とばかりに前向きにとらえ、子どもを夫に渡して離婚を躊躇しない……そんな新時代の離婚の形が増えている。

 新庄香織さん(36=仮名、会社員、年収350万円)もそのひとり。夫(36=会社員、年収350万円)が一時的に職を失っていたとき、香織さんが夫を養っていた名残で、9歳の息子、6歳の娘の育児や家事の大半は夫が担当している。

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