貧困率と非正規率が全国1位、なぜ沖縄に「暴力と貧困」がはびこるのか

貧困率と非正規率が全国1位、なぜ沖縄に「暴力と貧困」がはびこるのか

持病のある双子の育児費用に自身の体調と、平野さんの不安は尽きない

平日の昼下がり。上空をアメリカ軍の戦闘機が爆音を響かせながら嘉手納基地に着陸する。そんな場所で待ち合わせた。平野由佳さん(40=仮名)は夫と小学校高学年の長女、小学校低学年で、双子である長男と次男の5人で暮らす、多子世帯だ。

 平野さんは双極性障害、いわゆる躁うつ病で、実父からの虐待に関連するPTSD、解離性障害も患っている。夫と長女は発達障害の傾向があり、双子の男児は妊娠中、双胎間輸血症候群で難産だった。

「長女はIQが高かったこともあり、学校になじめませんでした。着替えが遅かったりもしたのですが、周囲の音が気になって準備ができずにいたんです」

 そんな長女だが、進学塾にはなじんだ。元気になり、学校で友達ができた。一方で、双子を妊娠中、精神的にも経済的にも厳しさを増した。

「夫との関係が悪くなったときの妊娠。産むかどうか悩みましたが、夫の発達障害も影響して十分に話し合えなかったんです。手術できる病院が全国に少なく、転院を繰り返しながら4か月ほど入院。渡航費や宿泊代など出産までに200万円ほどかかりました」

続きは週刊女性PRIME で

1

関連記事(外部サイト)