「ポスト井山裕太」最先鋒の若手二人が激突

「ポスト井山裕太」最先鋒の若手二人が激突

左/一力遼八段、右/本木克弥八段 撮影:小松士郎

第65回NHK杯3回戦 第1局は一力遼(いちりき・りょう)八段(黒)と本木克弥(もとき・かつや)八段(白)の若手対決となった。内藤由起子さんの観戦記から、序盤の展開を紹介する。




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\r\n■半目に泣いたのは\r\n


「ポスト井山裕太」の先頭集団を走る若手二人、22歳の本木克弥八段と20歳の一力遼八段の注目の好カードだ。



記録係の小山空也三段は21歳、星合志保二段が20歳と若いのは当然としても、解説の寺山怜五段も27歳と、今回は出演者が全体的に若い。



前期、決勝まで駒を進めた一力は、最年少ながら落ち着いた雰囲気だ。



逆に落ち着かない様子なのが、寺山五段。NHK杯戦の解説は初登板だ。



控え室ではほとんどしゃべらない。解説室のカメラの前で、収録開始まで、何となくうろうろ動き続けた。対局が始まり、「両対局者はふだんからよく研究会で打っています。手の内がよく分かっている間柄」と話すと、ようやく表情が柔らかくなった。「緊張しました。打っているほうがだいぶ楽です」と言う寺山五段にも注目しよう。

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