うれしいこと、嫌いなことを知ろう トマト三姉妹のトリセツ





わき芽はすべて摘み取って、主枝(株の中心の枝)1本だけを育てる「1本仕立て」にしてくれると、一つ一つの実がちゃんと育つのよ。



収穫後は、収穫した実より下の葉を取り除いてくれると、葉を維持するエネルギーを節約できて実がよく育つわね。



大玉姉さんにかぎっては、1果房(かぼう)につき4〜5果になるように摘てき果かもしてちょうだい。ついた実を全部育てると、姉さんが疲労困憊(ぱい)して小さな実になるわよ。



嫌いなこと



元肥(もとごえ)の肥料分が多すぎると、「花を咲かせて実をつけよう」っていうスイッチが入らなくて、茎や葉ばかり茂っちゃう。量を守ってほしいわ。私たち、小食なのよ。



支柱を立てずに育てるのも、やめてほしいわね。泥のはね返りが原因で病気になったり、実が傷んだりしちゃうから。私たちの多くは背丈が2mにもなるから、長さ1.8m以上の支柱を立てて、茎をひもで結んで支柱に添わせてね(誘引)。誘引をさぼっちゃダメよ。実の重さで茎が折れるから。


\r\n■栽培のトリセツ\r\n


日当たりのよい場所を選び、適正量の元肥を投入して土作りを行う。肥料過多は、つるボケ(茎葉が茂って実がつかないこと)の原因になる。苗の植えつけ後は支柱を立てて、茎をひもで誘引しながら育てる。わき芽をすべて摘み取る「わき芽かき」を行って、主枝だけを伸ばす「1本仕立て」が基本。誘引とわき芽かきは、週に1回は行う。



■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2021年4・5月号より

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