郷愁を誘うポテトコロッケ

郷愁を誘うポテトコロッケ

撮影:野口健志

じゃがいもがおいしい季節になりました。坂田阿希子(さかた・あきこ)さんが思い出のポテトコロッケをつくってくれました。




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「ポテトコロッケ」という名前の響きはどうしてこうも魅力的な郷愁を誘うのか。



子どものころ、「きょうはコロッケよ」という言葉に飛び跳ねて喜んだ。中学生のころは、部活帰りに近所のお肉屋さんのコロッケをおやつに買ったりした。このコロッケとは決まってポテトコロッケのこと。揚げたてサクサクをほおばれば、一気に幸せになれる。



シンプルな材料なのに見事なおかずに変身するコロッケってとってもエライ。ごちそうではないかもしれないけど、いつだってあの飛び跳ねて喜んだときのような、ウキウキした気持ちにしてくれる食べ物です。



材料はたまねぎと合いびき肉。できれば牛ひき肉と豚ひき肉をそれぞれ買って、好みの割合で混ぜるといい。肉の風味が強い、牛ひき肉多めが私の好み。



主役のじゃがいもはホクホクッとして淡泊な男爵がおすすめです。丸ごと、皮付きのままゆでるか蒸しましょう。少し時間はかかるけど、じゃがいものおいしさが全然違います。

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