中村太地王座に挑む??横山泰明六段の自戦記

中村太地王座に挑む??横山泰明六段の自戦記

左/中村太地王座、右/横山泰明六段 撮影:河井邦彦

第68回NHK杯戦2回戦第1局は、中村太地(なかむら・たいち)王座と横山泰明(よこやま・ひろあき)六段の対局だった。横山六段が寄せてくれた自戦記から、序盤の展開を紹介する。




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\r\n■いつもと違う\r\n


新宿駅でいつも乗るはずの総武線には乗らずに山手線に乗る。棋士になってそれなりになるが、いつもと違う場所での対局は緊張する。



控え室に到着すると佐藤天彦さんが目に入り、今日の解説者だというのが分かった。それからしばらくして対戦相手の中村王座も現れ、少しずつ静かに緊張感が高まっていく。



インタビューはしゃべることを考えてきているのだがカメラの前では頭が真っ白になってしまう。これもいつもと違う、NHK杯ならではの体験といえる。


\r\n■中村王座\r\n


対戦相手の中村王座は「将棋フォーカス」の司会をされているので、NHK杯をご覧になられる方はほとんどご存じなのではないだろうか。

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