大の“猫バカ”だったフレディ・マーキュリー

マイペースでわがまま、人間の思うようにならない。それなのに、私たちの暮らしを、こんなにも心豊かなものに変えてしまう猫の存在って、一体なんなのでしょう。



テキストでは、歴史作家で武蔵野大学政治経済研究所客員研究員の桐野作人(きりの・さくじん)さんが、大佛次郎(おさらぎ・じろう)や夏目漱石(なつめ・そうせき)、マリー・アントワネットなど、猫を愛した古今東西の著名人のエピソードを紹介しています。今話題のフレディ・マーキュリー(1946〜91)も愛猫家だったことをご存じでしたか?




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イギリスのロックバンド、クイーンのボーカリストとして活躍し、優れた歌唱力と独自のマイクパフォーマンスが印象的でした。そんなロックのカリスマ、フレディは、ツアー先から飼い猫に電話をするほどの愛猫家でもありました。



クイーンのラストアイバム、『イニュエンドゥ』には、「Delilah(ディライラ)」という曲が収められています。ディライラは彼が飼っていた最愛のメス猫の名前で、この曲はディライラについて歌われたもの。猫の鳴きまねをするなど愛嬌たっぷりの楽しい曲で、「ディライラは僕が泣きそうなとき、笑わせてくれる」「機嫌が悪いと、かみつく」「そこら中におしっこされて困る」「僕にくっついて寝てくれるのがうれしい」など、ほのぼのとした猫との生活が伝わってきます。



■『NHK趣味どきっ!不思議な猫世界』より

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