「お兄さんとは対局しますか?」豊島将之七段から、稲葉陽八段への質問

「お兄さんとは対局しますか?」豊島将之七段から、稲葉陽八段への質問

写真:藤田浩司

先月号に登場した豊島将之(とよしま・まさゆき)七段が、同じく関西でしのぎを削る稲葉陽(いなば・あきら)八段に質問してみました。




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Q/奨励会時代、糸谷さん(哲郎八段)以上に早指しだったと思いますが、どうしてあんなに早かったのですか。



A/級位者は例会で1日に3局指すのですが、午前中に3局指したことがあるのは、たぶん自分だけでしょうね。昔は考えたら勝てなかったんですよ。だから早指し。手が勝手に動いて、いつも消費時間が5分くらいでした。午前中で終わらせたときは1勝2敗でした。奨励会幹事が師匠で「こいつは見込みがない」と思われたでしょうが、何も言われなかったですね。



Q/稲葉さんから見た井上師匠の人柄を教えてください。



A/誰にでも気さくで優しい先生です。話しやすい先生ですね。弟子に対しては、マナーなどで厳しい一面もあります。激しく怒る姿を見たことがありますが、自分に対してはそういうことはなく、優しく諭してくれる印象です。



Q/お兄さんとは対局しますか。棋風は似ているのでしょうか。私は似ているとは思いませんが。



A/これ、質問から答えまで自分で完結していますよね。まず1つ目ですが、指すことはほぼないです。



今年の冬に、イベントの席上対局で指しましたが、その前は兄が三段リーグ編入試験を受けると言ったとき(2011年、不合格)に何局か。

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