「食べる量は変わらないのに太る」は冷えによる代謝低下が原因! 

「食べる量は変わらないのに太る」は冷えによる代謝低下が原因! 

ブロッコリー、干し貝柱はいずれも代謝や内臓の調子を整えるなど、「腎」の働きを助ける食材。薬膳では、干した食材は体を温める効果が強くなるとされています。この「ブロッコリーの干し貝柱煮込み」をはじめとした薬膳中国料理レストランオーナーシェフ・薮崎友宏(やぶさき・ともひろ)さんの温活薬膳レシピはテキストに掲載しています。 撮影:三村健二

若いころと同じ生活をしていても年齢とともに増えていく体重。食べすぎや飲みすぎ、運動不足……。太る原因は簡単に挙げられてもやせるのはそう簡単ではありません。でも、漢方医学の目から太る体のしくみを探ると、体にやさしい解決法がみえてきます。医師・医学博士の木村容子(きむら・ようこ)さんによると、年齢とともにやせにくくなるのは冷えによる基礎代謝の低下が原因だといいます。




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\r\n■冷えるとエネルギーを消費しにくい体に\r\n


「食べる量は変わらないのに、太りやすくなった」「ダイエットしても体重が落ちにくくなった」。そんなふうに感じ始めたら、老化により体が冷えやすくなっているのかもしれません。あるいは、無理なダイエットや運動不足による筋肉量の減少が体の冷えを招いているかもしれません。



私たちの体は体温が1℃上昇するごとに基礎代謝が13%高まります。体温が低くなると、それだけ基礎代謝が落ち、摂取エネルギーがうまく消費されなくなります。そのため余分な脂肪が体にたまっていくことになります。「ダイエットをしても効果が上がらない」「何を食べても太る」という状態になるのです。



太るということは脂肪が体内に滞ることで、生活習慣病のリスクを高める危険性があります。年をとることはしかたのないことですが、毎日のすごし方で太りにくい体を作ることは可能です。まずは生活習慣を見直し、体を冷えから守り、基礎代謝を高める方法を考えましょう。

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