男性も子どもも冷えている! 家族みんなで冷え予防を

生活習慣の変化により、「冷え」は、今や万人が予防すべきものとなりました。医師・医学博士の木村容子(きむら・ようこ)さんは、冷え対策には生活リズムを整えることが大切だとアドバイスします。




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\r\n■現代社会は冷えやすい\r\n


「養生の道」は中庸を守るところにあります。中庸を守るとは、過不足がないこと。漢方治療でも、冷えているときには温め、熱いときには冷やして体のバランスを整えます。ただ、現代人の生活環境は、そのバランスをとりにくいものにしています。



冷房設備の普及、冷凍技術や輸送機関の発達、冷蔵庫の完備などにより、一年中快適な環境で過ごすことができ、食品は旬を気にせず何でも好きなものが食べられます。さらに深夜営業の施設の増加、インターネットや携帯電話の普及もライフスタイルの変化をもたらしました。夜は眠り、朝起きて活動するという、体が本来持っているリズムにとらわれない生活を可能にしました。



しかし、生体リズムを無視したライフスタイルは、交感神経と副交感神経のバランスを乱し、私たちの体を冷えやすくしてしまったのです。


\r\n■気をつけたい子どもの低体温\r\n


最近では、本来は大人よりも体温が高いはずの子どもにも低体温が増えています。35℃台の子どもも多く、実際に「冷え症」で受診する子どももいます。



夜型や朝食抜きなど大人顔負けの生活リズムの乱れも影響していると考えられます。

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