渡辺竜王、『渡辺明の勝利の格言 ジャッジメント』サイン会で課外授業

渡辺竜王、『渡辺明の勝利の格言 ジャッジメント』サイン会で課外授業

写真:藤田浩司

渡辺竜王、『渡辺明の勝利の格言 ジャッジメント』サイン会で課外授業

身振り手振りで懇切丁寧な大盤解説を行う

2015年10月から翌年3月までの半年間、NHK「将棋フォーカス」の講師を務めた渡辺明(わたなべ・あきら)竜王。その内容をまとめた新刊『渡辺明の勝利の格言ジャッジメント』を2巻同時出版した。発刊を記念して2016年10月22日に都内の書店でトークショー・サイン会を行った。“課外授業”の様子を写真と文章で紹介する。



 
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\r\n■持ち前の軽快トーク、後輩との知られざるエピソードも紹介!\r\n


竜王戦七番勝負の合間を縫って渡辺竜王が都内の書店にやってきた。定員の50人はあっという間に埋め尽くされたと聞く。さすがの人気だ。



トークショーでは持ち前の軽快なトークでファンを魅了した。大盤を使って解説したのが糸谷哲郎八段と対戦した今期のNHK杯戦。



「5五の位は天王山」

「位を取ったら位の確保」

「玉飛接近すべからず」



新刊に掲載されている格言を自身の実戦譜で紹介。糸谷八段の印象についても語られた。



「糸谷八段はNHK杯のような早指し棋戦では最も対戦したくない相手」と苦笑いを浮かべる。初対戦だった2009年度の第59回NHK杯戦準決勝は完敗を喫した。放送時間を大幅に余らせたのがトラウマになっているらしい。そんな苦い思い出についてしぶしぶ語ると、会場から笑いが漏れた。



局後、内容面に不満のあった糸谷八段から謝罪された珍しいエピソードも紹介された。渡辺竜王は「こちらは勝ったわけですから謝ってもらわなくていいのですが。糸谷君は律儀なんですよね」と話す。



“課外授業”を終えた渡辺は、「今回のイベントは少人数制でしたので、ファンの方一人ひとりとお話ができてよかったです。皆さんから激励のメッセージをいただき、とても励みになりました」と感謝の言葉を述べた。



■『NHK将棋講座』2017年2月号より

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