食べているところは茎? くぼみには法則が……ジャガイモのヒミツ

食べているところは茎? くぼみには法則が……ジャガイモのヒミツ

ストロンとつながっていたくぼみ。

畑で育つジャガイモは、いろんなヒミツを隠しています。ちょっと掘ってみたら、ごろごろどっさり、思わぬ真実が顔を出しました。(国研)農研機構・北海道農業研究センター・バレイショ育種グループ長の田宮誠司(たみや・せいじ)さんに教えてもらいました。




* * *



\r\n■食べているところは茎?\r\n


ジャガイモは、地下茎が太ったもの。野生種のなかには、イモができずにタネでふえるものもありますが、多くはイモから芽を出し、子孫をふやします。



ジャガイモは、アンデス山脈の高地生まれ。アンデスの高地では長い乾季があり、この期間に地下茎に養分をためてイモを作り、生きのびるように進化したと考えられます。


\r\n■イモのくぼみには、法則がある!?\r\n


ジャガイモの葉は、重なり合わないように、茎を回るように少しずつずれて生えます。じつはこれ、地下の茎であるジャガイモでも同じ。芽の出るくぼみは、らせん状に回ってついています。



ジャガイモには、ほかとは見た目の違うくぼみが、1か所だけあります。これは、そのイモが、茎から出た地下茎(ストロン)とつながっていた部分です。そのくぼみを下にしてイモを置き、上から、マジックなどで芽をつなげてみてください。少しずつずれて、回っていることが確かめられます。


\r\n■冷たくすると甘くなる!?\r\n


ジャガイモは、発芽のための養分として、でんぷんをためています。

1 2 次へ

関連記事(外部サイト)