自己紹介に使えるワザ──聞き手との接点を見つけ、共有できる情報を開示

自己紹介に使えるワザ──聞き手との接点を見つけ、共有できる情報を開示

撮影:武藤奈緒美

最近は学校が主催する落語会が増え、立川(たてかわ)こはるさんも招かれることが多いとか。児童・生徒向けもあれば、人前で話すのが仕事の先生たちに向けた落語会もあるそうです。今回は、そんな先生向けの落語会での名乗り(自己紹介)を見てみましょう。聞き手との接点の見つけ方、共有できる情報の提示のしかたは、わたしたちの自己紹介でも参考になります。認知科学者の野村亮太(のむら・りょうた)さんに解説してもらいました。




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今回、お招きにあずかりました、立川こはると申します。



先生方の前で、こんな若輩者が申し上げるのも、いろいろ恐縮いたしますが、わたくしも(ポイント1)人前でしゃべるという商売でございます。



まだキャリア11年目でございますが、落語を通してなにかお伝えできることもあるのではないか、ということで、今回こちらに伺ったような次第でございます。



ちなみに、わたくし、大学院を中退して落語家になったという経歴を持っておりまして。ちなみに理系(ポイント2)でございます。



なにかしら、お話の中で引っかかるところがございましたら、ゆっくりと、あとでお話ししたいと思いますが、まずは、どうぞよろしくお願いいたします。

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\r\n■こはるのひとこと\r\n


先生方はみんな年上と想定しているので、「若輩者ですが」と、下から行くのが基本。また大学院で昆虫の細胞培養をやっていたことは、あえて言わず、「大学院中退」「理系」という言葉だけをフックにして、高座のあとの懇親の場などで、話題としてもらう心づもりでございます。

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