水を制するものがティランジアを制する

水を制するものがティランジアを制する

T・イオナンタの一種‘アルボマルギナータ’は白い斑が入る品種で、写真はさらに紅葉している。「ティランジアはやたらに大きくならなかったり、ゆっくりした成長を楽しむ植物。でも毎日見ていて開花や紅葉みたいな変化があると、ほんと楽しいよね」(藤川さん)撮影:田中雅也

NHKテキスト『趣味の園芸』では、4月号よりトレンドの植物を紹介する連載「今、熱い植物」がスタートしました。第1回のテーマは大人気のティランジア。




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\r\n■すっかり身近になったティランジア\r\n


その独特な容貌が人気のティランジア。1つ数万円で売買されるものもあるが、最近では100円ショップでも手に入るほど身近な存在だ。



独特の質感で水が足りているのかどうかがわかりにくいこともあり、水やりをしないで枯らしてしまう人は少なくない。「空気中の水分だけで育つエアプランツ」などといって売られることも多かったのも一因かもしれない。



ティランジアが自生している環境では葉についた霧の水滴などを吸収して育つが、日本の環境では人の手でちゃんと水やりをすることが必要になる。



「イオナンタなどのような比較的乾燥に強いものもあるけれど、ブルボーサやウスネオイデスなどはとても水が好き。それぞれの個性に合わせて水やりをしないとね」



そう語るのは、ティランジアなどのブロメリア科植物を多く扱うスピーシーズナーサリーの藤川史雄さん。



「日本の植物で、ティランジアの育て方に一番近いのはフウランやセッコク。春から秋は外で風に当ててしっかり水やりし、冬は水控えめ。気温が5℃を下回るようになったら部屋に入れたり防寒をするというのも同じだね。ティランジアも木に着生する植物だから、戸外の落葉樹の下に置くといいかもね。

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