中年体型になるのは体重が増えたからではない!

露出の多い服を着る季節になると、気になるのが体形の変化。「おなかのぜい肉が増えた」「二の腕がタプタプに」といったお悩みを抱える方が多いのではないでしょうか。そんなとき、みなさんは「やせなくては!」と思いますよね。ちょっと待ってください。やせられれば、ぜい肉はとれるのでしょうか? 整形外科医、医学博士、スポーツドクターの中村格子(なかむら・かくこ)さんの答えは「NO」です。




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“中年体形” になるのは、体重が増えたからではなく、たるんでいるからです。その原因は、年齢とともに進む筋肉の減少。必要なのは「食事を減らしてやせること」ではなく、「筋肉をつけて代謝を上げること」なのです。



代謝とは、外部から取り入れた栄養や体に蓄えた体脂肪を、エネルギーにして消費すること。代謝の約70%は、内臓を動かしたり、体温をコントロールしたりするのに使用される基礎代謝です。筋肉は、体の中でも非常に多くのエネルギーを消費する器官。筋肉量が多ければ基礎代謝が上がるし、歩いたり、家事をしたりといった日常活動の中でも、たくさんのエネルギーを燃焼できます。筋肉量が減り始める40代、50代の基礎代謝量は、なんと小学4年生程度。放っておけば、ますます代謝の悪い体に陥っていくでしょう。



筋肉をつけ、ぜい肉のつきにくい体をつくるのが「熱トレ」。「熱トレ」を行えば、体が引き締まり、太りにくくなります。

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