アロマとハーブが快眠を誘う理由とは

アロマとハーブが快眠を誘う理由とは

撮影:阿部高之

「イライラして眠れない」「不安なことがあって眠りが浅い」―――ストレス社会である現代において不眠に悩む人は少なくないでしょう。高ぶった感情や、感傷的な気持ちなど、心のバランスを整えるために、アロマやハーブの力を借りるのはいかがでしょうか。英国IFA/IFPA認定アロマセラピストの栗山貴美子(くりやま・きみこ)さんが、アロマとハーブの持つ力を解説します。




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\r\n■アロマやハーブが揺れる心を落ち着かせる\r\n


私たち人類は古代より植物の有効成分の恩恵を受けてきました。それを病気などの治療に役立てたのが、自然療法です。自然療法が目指すのは、体だけではなく、心も健康であること。自然療法の一つであるアロマやハーブは、不眠やイライラ、疲労感……、さまざまな心身の不調を緩和してくれます。



アロマは、植物の香りの源から抽出したエッセンシャルオイルを使ったもので、何百という芳香成分が含まれています。それらは鼻から脳に伝わります。五感のうち嗅覚だけが、考える脳といわれる大脳新皮質を通らずに、感じる脳といわれる大脳辺縁系へダイレクトに伝わります。ということは、嗅覚からの刺激は、すぐさま情動反応へとつながり、頭で考えるより先にリラックスしたり、リフレッシュできたりするのです。ハーブもまた味だけではなく香りを楽しむという側面があります。



ですから、揺れやすい心に作用し、落ち着きを取り戻すのに、アロマやハーブは最適な方法と言えるのです。寝つきが悪い夜は、植物の力を借りて、安眠へと導いてもらいましょう。



※テキストでは、快眠におすすめのアロマオイルのブレンドレシピを紹介しています。



■『NHK趣味どきっ! わたしの夜時間』より

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