生ゴミから堆肥を作ってみよう

生ゴミから堆肥を作ってみよう

撮影:渡辺七奈

広い場所が必要、原料を集めるのが大変、手間がかかるなど、難しいイメージがつきまとう堆肥作り。でも、生ゴミを原料に、段ボール箱を使えば簡単に作れます。東京農業大学名誉教授の後藤逸男さんにお話を伺いました。




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\r\n■生ゴミは良質な堆肥の原料\r\n


堆肥を作ってみたいけれど、発酵させるのが難しそうだし、場所もない。そもそも原料になる有機物も手に入らないからと、あきらめていませんか。



じつは身近なところに、良質な堆肥の原料が眠っています。それが、毎日の暮らしの中からいやおうなしに出る生ゴミです。これを原料に使えば、牛ふん堆肥にも負けない良質な堆肥が作れるのです。ゴミの減量化にも役立って、まさに一石二鳥といえます。


\r\n■手軽な段ボールコンポスト\r\n


とはいえ、生ゴミには大量の水分が含まれており、堆肥化するには分量を減らす必要があります。通気性のよい段ボール箱を使うことで、この問題を解決したのが、段ボールコンポストです。



必要なのは段ボール箱のほか、園芸店などで手に入るピートモス、もみ殻くん炭など。入手が容易で、費用もあまりかかりません。軒下に段ボール箱を置けばよいだけで、広いスペースも不要です。ただし、夏場は虫が発生しやすく、布カバーで箱をきっちりと覆うなどの対策が不可欠です。



畑で使う場合には、テキストで紹介した3ステップの2つめ「生ゴミの投入を終える」までいったら、そのまま畑に混ぜ込むことが可能です。

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