「考えること」の大切さを見直そう

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白石勇一(しらいし・ゆういち)七段が、悪手を“病気”に見立てて、“処方箋”(解決策)を伝授してくれる別冊付録「白石勇一の棋譜クリニック〜あなたの悪手、なおします!〜」。前回に引き続き「再発防止! 脱・悪手の総仕上げ(2)」と題し、復習問題と丁寧な解説をお届けします。




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今月を含め残り2回。来月号はなんと最終回です。一年なんて、早いもんですね。皆さんに伝え忘れたことはないか。そんなことを思っています。で、気付いたのが「考える」ことの大切さです。碁を打つのだから考えているに決まっている、そう言われるかもしれません。でも、手拍子で打ってしまい、後悔したことはありませんか? 「この形はこう打つことに決めている」とか、毎局同じ定石ばかり打っていたりはしていませんか? 意外に、考えていない時間帯は多いものなんですよ。



「石を取る」ということを考えてみましょう。本講座でも取り上げましたね。同じ石でも大切な石とカス石があると。取れる石を片っ端から取っていたら、カス石をつかむ確率は急上昇します。石が取れると分かったら何を考えたらいいか。必要なのは、「石を取る意味」なんですよ。



(1)敵の石を取ることによって、こちらの石が絶対に死ななくなる場合。

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