味わいや貫禄を感じられるように??台所道具のメンテナンス

味わいや貫禄を感じられるように??台所道具のメンテナンス

撮影:中本浩平

日々の食を生み出す場所であり、暮らしの中心でもある台所。その台所での仕事を楽しくし、おいしい食事づくりに貢献してくれるのが台所道具です。『NHK 趣味どきっ! 人と暮らしと、台所』に登場いただいた8組の方の台所にも、一生のつきあいがしたくなるような、使っているだけで心が豊かになるような道具がたくさんありました。



そんな道具を長く、気持ちよく使いたいと、使い方に関する疑問を日野明子さんに投げかけました。日野さんは、つくり手と販売店を結ぶ仕事を長年されているだけあって、たくさんの道具を使い、つくり手たちからも多くのことを学んでいます。その経験から知り得たメンテナンスの方法を教えてもらいました。



「正しい知識と日々のお手入れだけで道具はよりよく、長く使えるようになります。手間がかかると思うかもしれませんが、料理が格段においしくなる、使っていて楽しいなど、いいこともたくさん。大切にしすぎて、しまい込むと、さび、かびなどの原因になるので、毎日、使うことがいちばんの手入れです」



日野さんの言葉で印象的だったのは、新品のきれいさを保つことは目標ではないということ。道具である以上、使用感は生まれるものですが、「“古びた”ではなく、味わいや貫禄が出たと感じるように手をかけ、使い込んでいくことが大切」。

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