思い出の「チキンピラフ」

思い出の「チキンピラフ」

撮影:野口健志

見た目はドリアだけれど……? 坂田阿希子(さかた・あきこ)さんが小さなころから大好きだったという「チキンピラフ」をつくってくれました。




* * *




ケチャップライスにホワイトソースをかけて、チーズとパン粉でカリッと焼いた料理。それってドリアだよね?



いいえ、坂田家ではこれを「チキンピラフ」と呼ぶ。



そもそもこのチキンピラフ、実家のすぐ近くにあったレストランのメニュー。365日いつ何時も営業していた何ともすばらしいお店だったのだ(一昨年、惜しまれながらの閉店。本当に寂しい)。



銀色のお皿にケチャップライス、そしてたまねぎや鶏肉がたっぷり入ったホワイトソースをかけて焼いてある。何とも憎めないおいしさで、この店に行ったら必ずオーダーしていたっけ。これをまねして母がよくつくってくれた。チキンピラフが食卓に登場するのは決まって土曜日の夜ごはん。父が友人と飲みに行ったりして留守になる土曜日は、母が姉と私の食べたいメニューをつくってくれた。私たちにとってはちょっとした楽しみでもあったのだ。



さて、つくり方。

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