「想定」にとらわれない

「想定」にとらわれない

イラスト:八重樫王明

津波に対しては、一刻も早く安全な場所に逃げて、身の安全を確保しなくてはいけません。



「これくらいの地震なら……」「まだ大丈夫だろう」という勝手な判断はとても危険です。海の近くや河口付近にいるときに地震が発生したら、まずどんな行動を取るべきなのか、津波から身を守る考え方を確認しておきましょう。防災・危機管理アドバイザーの山村武彦 (やまむら・たけひこ)さんが、津波から身を守るために覚えておきたい4つのポイントを教えてくれました。




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\r\n■津波は「逃げるが勝ち」\r\n


三陸地方には、津波からの教訓から生まれた「津波てんでんこ」という言葉があります。津波はあっという間にくるので、誰かを待たず各自それぞれが全力で逃げなさい、という意味です。この言葉を実践して、多くの人たちが助かった事例もあります。



海岸近くにいるときに地震が起きたのなら、津波警報が出る出ないにかかわらず、念のために高台などに移動を。警報が解除されるまでは、安全な場所から動かないようにします。



とにかく津波は、逃げるが勝ちなのです。

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