見よ、これが指し盛りだ

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第68回NHK杯戦3回戦第8局は、佐藤天彦(さとう・あまひこ)名人と広瀬章人(ひろせ・あきひと)竜王のトップ棋士同士の好カードとなった。大川慎太郎さんの観戦記から、序盤の展開を紹介する。


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\r\n■勝ちまくる2人\r\n


絶好調対決とは本局のことをいうのだろう。トップ棋士でありながら、今期ここまでの勝率は7割ペース。2人は奨励会入会が同期で、長く切磋琢磨(せっさたくま)をしてきた。広瀬は10年ほど前、ライバルを聞かれると「佐藤天彦」と答えていたほどである。



ピリピリモードかと思いきや、控え室は柔らかい空気だった。2人は親しいが、対局前に会話は交わさない。ただそれぞれが関係者とする話には笑顔で耳を傾けていた。盤上での強い自己主張と、盤外での穏やかな態度。そのギャップが両者の魅力だ。




\r\n■工夫の末に\r\n


佐藤先手で角換わりになった。現在、最もホットな戦型だ。

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