熱戦続くNHK杯戦

第68回NHK杯戦は3回戦を終え、ベスト8が決定しました。大詰めの熱戦を、観戦記者の後藤元気さんが振り返ります。




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\r\n■時間を超える\r\n


今月はNHK杯の観戦記が6局。カードも戦型もバリエーションに富んでいたので、楽しく観戦していただけたのではと思います。



局数が多かったこともあり、僕も羽生善治九段?菅井竜也七段戦を担当しました。さらりと羽生九段と書きましたが、やっぱりなかなか慣れません。皆さんも同じでしょうね。



解説の森内俊之九段は羽生さんと同学年で、子どものころからお互いをよく知る間柄。菅井さんが出場した小学生名人戦では解説を務めており、そのときの話をされていると、森内さんを軸にして時間が行ったり来たりしているような感覚になりました。将棋にも人にも歴史があり、それが厚みになっていきます。



岩田大介さんが執筆した久保利明王将?今泉健司四段戦の観戦記も、2人の過去と現在、そして未来を思わせる内容でした。

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