脱・悪手の総仕上げ 石の強弱を意識しよう

左上から中央へかけての厚みを働かせたい局面です。まずは以下の手順をしっかり確認してください。どんな感想を持つでしょうか。白16まで、白が大威張りの生きです。なぜこんなことに…。



Bad × 1図「厚みを囲いたい」病の典型



黒1、3(出題図黒1、3)のような着手にはすぐ目がいきます。白を攻めながら右辺下方に黒地ができるのですから。でも、厚みをすぐに囲うと、その時点で厚みの働きはなくなってしまう。序盤ならなおさらもったいないですよね! 白4で△(黒)の二子が薄くなりました。



Good ○ 正解 弱点をカバーしながら囲う



黒1としっかり構えておくのが賢い。1図では薄くなった△(黒)二子はこれですっかり安心。右辺白への攻めが楽しみです。というよりも、黒1自体がすでに攻めになっています。白2なら黒3の要領。上辺を大きく囲いながら、白を右下の厚みに追いやります。



※肩書はテキスト掲載当時のものです。



■『NHK囲碁講座』2019年3月号より

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