40代が強さ見せつけた第68回NHK杯戦

しかし年齢を重ねるとやはり最後の細かい読みの部分で正確さを欠く場面も出てきます。詰む、詰まないはそうそう間違えるものではなくても、その一歩手前の煩雑な速度計算は詰みの何倍も大変。それを補うような幅のある戦い方、つまり総合力で勝負するようになっているのかもしれません。



とかなんとか勝手なことを書いていると「何を言ってんだ。俺は瞬発力でも負けないよ」と郷田さんあたりにお叱りを受ける可能性も多々あり、またそうであると心強いというところもあり。



ともあれ来月号はいよいよ準決勝と決勝です。残った4人はみんな優勝経験者。しかも同学年なのだから驚いちゃいます。最終的にどのような結末を迎えることになるのか。今から楽しみでなりません。



※肩書はテキスト掲載当時のものです。



■『NHK将棋講座』2019年4月号より

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