検討室のやり取りにフォーカスした観戦記 第31回テレビ囲碁アジア選手権 日本大会

検討室のやり取りにフォーカスした観戦記 第31回テレビ囲碁アジア選手権 日本大会

検討室を盛り上げた趙治勲名誉名人(左)と一力遼八段(右)。 撮影:小松士郎

日中韓のテレビ早碁棋戦の優勝、準優勝者が代表で集まる31回テレビ囲碁アジア選手権 日本大会。日本開催は3大会ぶり。前年優勝のキム・ジソク九段を加えた7名で早碁世界一を競った(シン・ジンソ九段は繰り上げ出場)。シン・ミンジュン九段(黒・韓国)と井山裕太九段(白・日本)の対局を、検討室のコメントを中心に紹介する。




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シン・ミンジュン九段は20歳。井山とは初対局だ。検討メンバーは対局が終わったばかりの一力遼八段、立合人の趙治勲名誉名人、解説の林漢傑八段(囲碁AIも操作)を中心に、記録係の大西研也三段、読み上げ係の茂呂有紗初段、張豊猷八段。







黒11(1譜・以下略) 趙「(打つ前の)予想は黒Aあたりかな」



一力「黒11に打ちたいです」



――実戦は黒11へ打つ。



趙「(一力を見て)おおー、さすがだね」



白12 一力「AIが打ってましたね」



白16 一力「ここまでの白の構えをあまり見たことがなく、独特な感じです。

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